【書評】まさに読書の教科書!!「読書する人だけがたどり着ける場所」書評

 

Hola!伊藤輝(Akira Ito)です。

【書評】です!!

年間100冊以上本を読む伊藤輝(Akira Ito)がとても面白かった本をただただ紹介するコーナーです。

 

今回紹介するのはコチラ!

読書する人だけがたどり着ける場所

著者:斎藤孝

出版社:SBクリエイティブ

ジャンル:人文・思想

 

という本です。僕はこの本を読んで「【書評】やってみよう!」と思ったと言っても過言ではありません。

「何故読書が大事なの?」という疑問に完璧に近い回答をしてくれるのがコチラの本です。

斎藤孝さんはたまにテレビでも見かけますね。まさかこんなに素晴らしい本を書かれている方だとは。知りませんでした。

では、行ってみよう!

ざっくり「読書する人だけがたどり着ける場所」

いまこそ本を読むべきだ。という冒頭タイトルで始まるこの本の内容は、情報が手軽に手に入るこの時代に「本なんて読まなくても、ネットで良いじゃん」という人間の意見を概ね否定するものである。別にネットで情報を得ることが悪いとは言わないが、それでも本を読むこととネットで情報を読む事は違うと著者は言う。ではその違いは何なのか。今の時代に読書するメリットとは何なのか。そして読書の質をあげる本の読み方を紹介している。

 

印象的な部分をピックアップ

ネットで文章を読む時、僕らは「読者」ではなく「消費者」である

「ネットで文章を読む」と「読書」はその行為自体が違う。読むと言う点では同じであるが、ネットでは必要な情報だけを「消費」していくイメージ。読書は筆者の話を聞いて内容を想像して擬似体験し、それが思考を深めてくれる。ネットで情報を消費しているだけでは途中で「へぇ」と思ったことでも、その時の浅い答えだけ手に入れてしまっているのでその後も思考する事はなく、積み重ねることが難しい。そこからさらに深く調べることが出来るのなら、ネットでも思考を深める事は出来ると筆者は言う。

「深い人」と「浅い人」の違いは?

「深い人」と「浅い人」の違い。それは一言で言えば「教養」である。「深い人」とは単に物知りと言うことではなく、手に入れた情報を自分の中に取り込んで、その知識が人格や人生に生かせている人の事を言う。人間のコミュニケーション能力の根底には「認識力」がある。相手の言葉一つとっても、その言葉の意味を瞬時に理解する能力。そう言った言葉の意図をうまく読み取り、判断出来る人間は「深い人」と言える。そして読書は認識力を高めるには最適で、そこに差があるとどう言うことが日常で起きるのかも、例に取り上げて紹介している。

 

「思考力」を磨く本の読み方

ただ本を読んで内容を理解するだけでは教養は身につかない。思考して、教養として取り入れて生かすには読み方がある。読んだ後は友達に本の内容を話してみたり、レビューやポップ、読書感想文を書いてみるなど、アウトプットする事が重要。そうすればその本のどこに価値を見出したのか、何を得たのかを考え、生かせるようになると筆者は言う。

 

まとめ

この本は「読書の教科書」と行っても良いでしょう。ネットではなく本を読むべき理由や、読み方がかなり具体的に書いてあるわけですから。本好きの人間からしても、本を読む事の素晴らしさを再認識させてくれます。このブログも書評であり、ほとんどの読者には積み重なる事なく、消費されるだけの存在でしょう。ですが、このブログを読んでくださったあなたが本屋さんへ足を運び、この本を手に取る事でご自身の教養をさらに高めるきっかけになってくれれば、それより素晴らしい事はありません。^^

僕は人前で話す人間なので、言葉に説得力のある「深い人」でなくてはならぬ!

伊藤輝(Akira Ito)