【書評】「すぐ死ぬんだから 」が名言の宝庫過ぎる

Hola!伊藤輝(Akira Ito)です。

さて、今日は本を紹介します。

「すぐ死ぬんだから」 著:内館牧子 講談社

 

もうね、この本とってもよかったんですよ。

 

あらすじとしては、ある日、実年齢より上に見られたことをきっかけに「人は中身より外見を磨かなければ」と決意し

今ではすっかり10歳は下に見られるほど若返った78歳のおばあちゃんの話。

 

 

50年以上連れ添った旦那が倒れたり、友達が認知症やら肺炎で急死するのを目の当たりにして、その後に残された余生を生きる苦しみとか葛藤とか希望を見出すタイミングとか妙にリアルに老後を疑似体験できる本です。

 

 

 

歳を重ね、経験を重ねているだけあって

 

主人公の発言や考え方の視点が深くて斜め

その斜め加減も痛快だし、新鮮なものばかり。

 

「やらずに後悔するより、やって後悔する方がいいですから」

と言って挑戦しようとする青年に対し、

主人公のハナおばあちゃんが

後悔したく無いからって、

なんでもやればいいってものじゃ無いわよ

と言う流れがあるんですけど、

 

「後悔するくらいなら、なんでもやればいい」と思って

27年生きてきた僕にとっては

ものすごく新鮮なものでした。

 

書いてる今でもちょっと思考が停止します。笑

 

 

話の流れ的に「どうでもいい」と思っているのか

自分が人生で挑戦できなかった腹いせのような感じにも取れるし、

酸いも甘いも嚙み分けてきたからこその発言とも取れるし。

「じゃあ、どうすればいいの??」って言う。。笑

 

 

 

「ここではあなたのお国より、人生がもうちょっと複雑なの」

でおなじみ、映画「紅の豚」マダム・ジーナ以来の衝撃。。

 

読めば読むほど、自分の理解や思想の範囲を超える

名言が出てくるんですよ。

 

僕が無知なだけじゃ無いはず。

こう言う新しい言葉にたくさん出会える本ってあんまり多く無いと思うんだよな。

 

この本の帯にはご年配の方がたくさん感想を書いていますが、

彼らより若い人間が読んでも啓発的で素晴らしい本です。

 

文字もちょっと大きくて、

323ページある割にはさらっと読めちゃいます。

ちなみに僕は270分ほどで読了しました。

 

 

 

今を精一杯生きることの大切さを

改めて思い知れる本です。

 

おすすめ!!

ぜひ、読んでみてください^^

 

伊藤輝(Akira Ito)